再帰プログラムを書いて遊んでみた
再帰を使ったプログラムを初めて見たのは、数年前にiPhoneプログラミング勉強会でフィボナッチ数列を出力するコードを見た時だった。 自分のプログラミング原点はBASIC、バリバリの手続き型言語思考の自分にとって、それはとても衝撃的な出来事で、初めて見た時はなんて芸術的なコードなんだ!と衝撃を受けた。 手続き型言語でコードを考えると、まさにやる事を頭のなかで順番にコードに置き換えて書いていく事になるのだが、再帰プログラミングでは、定義した自分自身にさらに問いただすという、自問自答の様な、合わせ鏡の様な不思議なロジック。フィボナッチ数列を出力するコードは、見様見真似で書ける様にはなったけれど、きちんと再帰を使えるには程遠い状態だ。
で、少し前からコレを解いて遊んでいた時に
プログラマ脳を鍛える数学パズル シンプルで高速なコードが書けるようになる70問
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再帰でも書けますよ!という問題があったので、再帰プログラムを書く練習をしてみた。 今の自分にうってつけのブログ記事を見つけたので、練習がてらRubyでコードを書いてみた。
が、記事の回答はC#とF#という、ギターのコードなら押さえられるけれどプログラミング言語としては全く基礎知識がなかったので、なんとなく感覚で書いてみた。(なので、書いたコードに突っ込みがあればやさしく突っ込んでください。)
コードを書く時に課したルールは記事に書いてある通り、
- forループを使わない。
- 変数への再代入を使わない。
だ。そして、意識したのは、
- if文で、最終形の状態で結果をreturnする
- 最終形に至っていない時は、値を一つ取り出して最終形に1歩近づけて自らを呼び出す。
の2点。慣れれば、なんとか同じパターンを使って書くことが出来た。 関数を渡して〜系の問題は、Procオブジェクトに判定ブロックを書いて表現してみた。
果たして、ちゃんとこれで合ってるのかな?
配列の値を合計する関数 sum
続きを読むさくらVPSにCentOS7を再インストールした
さくらVPSで動かしてるアプリが結構ぐちゃぐちゃになってきた
いろいろ変なwebアプリを作っては上げて動かしているうちに、一度綺麗に整理したいな〜と思ったので、一念発起してOSをクリーンインストールしてみた。 せっかくの機会だったので、今までのCentOS6.5から7にバージョンを上げてチャレンジ。
入門書を読み進めながら、平行して進めてみた。
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インストール
公式のサポートページに記載された手順通りに進めたら、あっさりと入った。
https://help.sakura.ad.jp/app/answers/detail/a_id/2397
インストールした後
sshでアクセスするポートをデフォルトの22番から他のポートへ変更する。(セキュリティ上)
- sshをバックアップ
- sshd_configのポートを書き換え
- SELinuxのポリシーを先に変更(ツールインストールされているか確認)
- されていなければyumでインストール
- 設定を変更
- 変更を確認
- sshdをリスタート
- sudo systemctl restart sshd
- firewallを書き換え
- 作ったssh-altのport=22をport=hogeに書き換え
- 新たなポートhogeからsshできる事を確認してから、sshを削除
- sshをリスタート
service ssh restart
rootでのsshログインを出来なくする。(一般ユーザーで入って、sudo や su コマンドで対応する様にする)
使うツールのインストール
passenger + sinatra で、webサーバデーモンとして稼働させるコマンド
- bundle exec passenger start -d -p hoge(port番号)
CentOS7からの変更点でちょっとつまったところ
目標達成
とりあえず、必要だった以前稼働していたwebアプリは動いたので目標達成。
キッカソンを開催して、第16回Kansai.pmにも参加しました。
バタバタしているうちに、月が変わってしまいましたね...
キッカソンを開催しました。
なにわPerl主催の @tomcha_です。 3月19日〜3月20日の1泊2日で、京都の菊香荘と古心庵で「キッカソン」を開催しました。 菊香荘でハッカソン、別名Perl入学式修学旅行ですね。
総勢13名、西は福岡、東は五反田から、その他愛知からと全国からエンジニアの方が集まりもくもくと作業しました。
初日に会場の古心庵というレンタルスペースに13時に現地集合。 こちらの会場では普段朝クラという早朝から生でクラシック音楽が聞けるというイベントも開催されております。
ピアニストの方は @xtetsujiさんの同級生の方だとか。また、キッカソン中は何かとお世話をして頂きありがとうございました。
さて、肝心のもくもく作業ですが、全員の軽い自己紹介と今回やりたい事を発表した後、
ひたすらもくもくと
ひたすら...
わき目もふらずに...
楽しく作業?をする事ができました。今旬の”いかなごのくぎ煮”がデプロイされたのが決定打でした。
お酒を飲んでワイワイしながらプログラミングなんて、普段職場では出来ないですよね。 周りに相談したりと、わいわいとても楽しくできました。
20時に一旦作業を終了させて、宿泊先の菊香荘へ。1泊2食付きの標準プランの晩ご飯はこんな感じです。若手はご飯をもりもり食べてましたね。お酒を飲みながら技術の話やら、業界内のトークやらが飛び出し、夕食タイムは気がつけば23時くらいまで喋っていたと思います。
夕食の後は、部屋に集まって飲んだりわいわいと。自分は3時頃まで周りにアドバイスをもらいながらコードを書いてました。
菊香荘の朝食はこんな感じでした。豪華、食後の珈琲又は紅茶付き。
2日目の午前中は前日とは打って変わって、真剣にみなさん作業をされていました。
ざざっと写真を見ながら様子を振り返りましたが、もう、楽しかった以外の感想が見つからないですね。(目的のプログラムは未完成でしたが...) また次回企画をしようと思いました。
第16回 Kansai.pmに参加しました。
キッカソンが終わってから、京都で昼ごはんを食べたり電子部品!を買ったりした後に大阪梅田へ移動。
一応会場スポンサーみたいな感じでした。
トークの内容に関しては、結構コアな内容でなんとなく追いかけて漠然と理解するのが精一杯だったので、公開されたスライドや他の人のブログに任せて感想などを。
非職業エンジニアがこういう会に参加して一番楽しみにしている事は、エンジニアさんとの交流や、実際にプロの技を目の当たりにする事ができる事ですね。 ライブコーディングは、 - どういう順序で思考し、どうコードに落とし込んでいくか。 - ファイルの構成、ディレクトリの構成 などなど、プロの方にとっては当たり前の事を見れるのでとても勉強になります。教則ビデオみたいな感じですね。
その時の動画とソースコードなんかが後からでも見れるとよいですね。 テスト駆動のペアプロなんかも見てみたいですね。通称ぶつかり稽古というやつですね。
LTでキッカソンの成果の話も出来ました。スライドはこちら。
3月の連休、Perlとプログラミングと日本酒三昧でとても楽しく過ごせました。京都最高!
そして、第17回Kansai.pmミートアップは今年も開催されるそうです。楽しみですね。
サンタクロースを支えるIT技術のトークを聞いた結果、サンタクロースになった話
メリークリスマス!
今日はクリスマス・イブですね。
今日は少し真面目に、YAPC::ASIA 2015サンタクロースを支えるIT技術のトークを聞いたきっかけで、本物の?サンタクロースになった話を書きます。
メリークリスマス! pic.twitter.com/WOrsEvxUaR
— tomcha (@tomcha_) 2015, 12月 24
YAPCでこのトークを聞いた時は、「あー、こういう活動もあるんだなぁ」といった感じで、@ishikawaさんがRTした公式Twitterチャリティーサンタ大阪支部を取り敢えずフォローしたのが始まりでした。
ちょっとしたきっかけでサンタクロースになる講習会を受け、その時に運営スタッフの方から「支えるIT技術」の事の相談を受けたことをきっかけに、クリスマス・イブも仕事が終わった後は時間あるので、ちょっとお手伝いしにきました。
仕事が終わって会場に到着した時には、もうサンタクロースは世界の各家庭へお仕事に行った後でした。
チャリティーサンタ会場到着。 pic.twitter.com/nfkSWsZxYf
— tomcha (@tomcha_) 2015, 12月 24
サンタは全員お仕事中でもぬけの殻だった pic.twitter.com/mBlYgjkIR1
— tomcha (@tomcha_) 2015, 12月 24
特に仕事もなかったので、スタッフの方から「街角に立って子供たちに飴をくばってきませんか?」と誘われ、丁度同じように仕事帰りで参加されていた こじー さんとスーツ組2名が交代でサンタクロースに変身して街角へ。
大阪では、ちょうど御堂筋イルミネーションを開催していたので、結構子供連れの家族が居ました。
ちびっこ達は、「サンタさんだー」と声をかけてきてくれたり、声をかけたら最初は怖がっていた子供も、話しかけると素直に返事をしてくれたり。よい子にはサンタ飴を配ってきました。
サンタ飴 pic.twitter.com/rO9ds2s6rR
— tomcha (@tomcha_) 2015, 12月 24
また、観光にきている外国人、大人もみんなニコニコ声をかけてくれました。
色んなクリスマス・イブの過ごし方があると思いますが、少しだけみんなに自分のHappyをわけてあげて自分もハッピーになる、まさにOSSコミュニティの様な活動でした。
とてもHappyですね!素晴らしい活動です!
さて、このチャリティーサンタの活動は来年ももちろん続きます。
サンタとしてボランテイアに参加したい方 スポンサーとして協力したい方 そして自分の子供の為に、家にサンタを呼びたい方
もし、クリスマス・イブに時間があるし、誰かをHappyにする事でもしてみたいな〜と思ったあなた、来年もチャンスがありますよ!
あなたのHappyが誰かのHaappyに、そしてまた、自分自身のHappyに。
公式ページはこちらです。
それでは皆さん、メリークリスマス!
〜〜 John LennonのHappy Xmasを聴きながら 〜〜
Perl入学式応用編 解答例
なんとかクリスマスまでには間に合いました。
Perl入学式 夏休みドリル応用編の解答例です。
解答編はあくまで一つの例であり、かつ、第2回までの講義内容で書いています。もっと違う書き方やもっと工夫した書き方もありますので参考の一つと捉えていただければ幸いです。また、内容で何か質問があれば@tomcha_宛メンションなりコメント欄に書いて下さい。
それでは8問分どうぞ!
- 問1 以下の配列を使って、しりとりが完成する様、単語と単語の間を->でつなげて画面に出力してください。
- 問2 5つの数字の入力してもらい、5つ入力された後に昇順に並べ替えたものを画面に出力するプログラムを書いて下さい。
- 問3 好きな食べ物をいくつか入力してもらい、入力された順番の逆順に画面に出力するプログラムを書いて下さい。入力の受付は、食べ物の代わりにENDと入力されると終了して下さい。(reverse関数ってのがありましたよね?)
- 問4 問3を、reverse関数を使わずにコードを書いて見て下さい。(reverse関数と同じ機能を自分のコードで書いてみてください。)
- 問5 合計時間を計算する、時間計算電卓を作りましょう。プログラム実行時のイメージはこんな感じです。
- 問6 「自分の言った(入力した)言葉が1つ遅れて帰ってくる装置(会話BOT)」を作って、会話してみましょう。
- 問7 1つの数字を入力してもらい、2からその数字までの間にある素数を全て出力するプログラムを書いてください。
- 問8 メールアドレスを作って出力するプログラムを書いて下さい。
全部出来ましたでしょうか?自分でも問題を作ってみて、解答を公開するのも楽しいかもしれませんね。
それではメリークリスマス、Perl6のリリースを正座で待ちましょう!
第1回 電罰戦トーナメント 初代電罰王者にPerlで挑んだ話
Perl入学式in大阪のサポーターをやっている@Tomcha です。
この記事はPerl入学式アドベントカレンダー2015の14日目の記事です。折り返し地点を過ぎました。昨日はin東京でサポーターをされている@tsucchiさんでした。おや?ブログの到着が少し遅れているようですが楽しみに待ちましょう。
さて、記事タイトルになっている"電罰戦トーナメント"とは?? 初代電罰王者とは??*1
みなさんご存知無いかもしれませんが、平成27年12月10日、グランフロント大阪にて行われた"コンピュータープログラムによる三目並べ*2ゲーム選手権"とその優勝プログラムの事なんですね。聞いた事ないですか?それもそのはず、今勝手に名付けました、スミマセン。
---タイトルの釣りはここまで---
実はこれ、in大阪サポーターの@nqounetさんが主催されている、Perl入学式を卒業した脱初心者を対象にした、Perlで何かを作る勉強会「Perl鍋」で企画された大会なんです。 対戦マッチングプログラムはPerl鍋に参加されている@sago35tkさんがPerlで書かれ、Githubで公開されています。
で、どんなプログラム書いたの?
今回自分に課したテーマは、"コンピューターが自分で考える"プログラムです。 テーマは色々あると思うのですが、”とにかく勝つ(負けない)プログラム”、"過去の対戦結果から学習して成長するプログラム"、"効率良く書いた極力短いプログラム"などなど色々あると思います。今回は最近興味を持っているコンピューター将棋のエッセンスを取り入れて、
- 手を2手先、3手先・・・と先読みする(探索)
- 読んだ手の盤面に点数をつける(評価関数)
- 点数の高い(良い)と評価した盤面になるような次の1手を返す。
を目指しました。あと評価計算にビット演算なんかも詰め込んでみました。*3
...が、これ弱いです。ランダムで手を指すRand君には割りと勝ちますが、初代電罰王のNqounet.pm、Sago.pmには全く歯が立ちません。(笑)
原因は明快で、盤面を評価する評価関数が正しくない(評価の仕方が偏っている)なのですが、まぁ、自分のプログラムが必死で考えてこれが良いんじゃない?と判断した手を指してはいるので、とりあえずは満足しています。
https://github.com/sago35/PerlNabe-Sanmoku/blob/master/lib/PerlNabe/Sanmoku/Tomcha.pm
コードは自分がやりたかった事を詰め込んでいるので、あまり参考になる部分は無いですが、入学式で習った文法の中で、使い所が少し分かりにくい部分の使用例を挙げてみます。
まずは、リファレンス(参照)と値渡しの使い分けについてです。
159 行目 my @datacp = @$data;
これは make_te という、現在の盤面を配列リファレンスで引数にして渡すと、打てる手の候補をどんどん作る(2手、3手・・・の先読みも作る)サブルーチンの中のコードです。
2手先3手先を読むには、現在の盤面に手を打った状態、さらには相手が手を打ち返した状態の盤面に加工して評価する必要があるのですが、元の盤面データを「リファレンスで受け取っている」ので、リファレンスでの値を変更してしまうと元のデータが書き換わってしまい、別の可能性の手を評価する時に元の手が何だったのか分からなくなってしましますよね。
なので、$dataの配列リファレンスをデリファレンスし、@datacpという新しい配列にコピーして加工をしています。
「参照」と「値渡し」の使い分けが必要なケースの例ですね。
次の例は、ループ分におけるnextやlastの使いどころです。
176行目、185行目 next;
これは、次に打てる手を全て読んだ後に、その次の手を読みさらにその次・・・と手を深く読んでいく為にwhileループで手の生成ルーチンを回しているのですが、この中でこれ以上先を深く読む必要がなくなる時、すなわち
- 先行、後攻のどちらかが勝った時(それ以上は読んでも意味が無い)
- プログラムで指定している読みの深さ($depth)まで読みが達した時(何手先まで読むと設定している場合など)
1や2まで読んだ時、それ以上先の手を生成させず、違う手の可能性を読む為に次のループにスキップする例です。
先の手を読むイメージ
さて、ここまで読むと自分でも試してみたくなりますよね??
自分でも作ってみるには
作るべきプログラムの仕様は簡単で、
Mooを使ってプログラムのひな形を継承します。(深く理解してなくても、コピペでOK)
calc_next というサブルーチンを作ります。
calc_next は9つの値が入った配列が引数として渡されます。
clc_next は1つの数字を返します。
そう、書くべき内容はたったこれだけです。
実際にやってみよう
まずは@sago35tkさんのGithubページからソースコードを任意の場所にダウンロードします。
git clone git@github.com:sago35/PerlNabe-Sanmoku.git
まずはデフォルトで入っている「Sample君」と「Rand君」を戦わせてみましょう。Sample君は左上から順に空いているマスに駒を置くプログラム、Rand君は空いているマスにランダムに駒を置くプログラムです。
実行の仕方は、ダウンロード時に生成された'PerlNabe-Sanmoku'ディレクトリに移動して、'script/sanmoku.pl' を実行します。Sample君、Rand君等の思考プログラムは 'lib' ディレクトリに入っていますので、パスを通す(Perl に lib ディレクトリの中のプログラムを読みこませる)必要があります。ターミナルでの操作はこんな感じ。
cd PerlNabe-Sanmoku
perl -Ilib script/sanmoku.pl Sample Rand
すると画面はこんな感じになってゲームが始まります。 エンターキーで1手ずつ進めていきます。
では、実際に自分のプログラムを作ってみましょう。 Sample.pmを同じディレクトリ内で別名をつけてコピーします。これを改造していけば、オリジナルのプログラムが作れちゃいます。
仕組みは、サブルーチン calc_next に現在の盤面が9個の要素のリストが渡されます。先頭から順番に、左上、上、右上、左、中、右、左下、下、右下とZ順になっています。配列の中身は、0が空、1が自分の駒、2が相手の駒です。
盤面に駒が無い状態だと、(0,0,0,0,0,0,0,0,0)のリスト、センターに自分の駒がある盤面は(0,0,0,0,1,0,0,0,0)と表されます。
そして、calc_next はリストを受け取って処理をした結果0〜9の数字を返します。これが自分の打つ駒位置をあらわします。リストの順番と同じですね。
このサブルーチンの中でどう計算して手を考えるかがそれぞれのプログラムの差となります。
そして、先頭行に書かれている
package PerlNabe::Sanmoku::Sample;
の末尾のSampleの部分を自分の単語に書き換えます。頭文字は大文字です。
そして、ファイル名も書き換えたものと同じにします。
package PerlNabe::Sanmoku::Tomcha;
だと、Tomcha.pmといった具合です。
プログラムがちゃんと完成すれば、対戦させてみましょう。上に書いた通り、コマンドラインから実行します。第1引数が先手、第2引数が後手です。引数はファイルの名前から.pmを除いたものです。
perl -Ilib script/sanmoku.pl 第1引数 第2引数
どうでしょう、ちゃんと対戦が始まりましたか?
何か自分で作ったものが動くって、楽しいですよね!!
Let's enjoy programming. Happy Hacking!!
Perl入学式のその先は・・・
Perl入学式は全6回で終了です。全6回の内容を習得して初めてスタートラインに立てた状態です。スタートラインに立った後、どう使っていくか、どうコードを書いていくか、どう学習を発展させていくか、がとても大事に思います。
Perl入学式in大阪では卒業後の関連勉強会として、「Perl鍋」(Perlでそれぞれ何かを作る勉強会)や「なにわPerl」(自習目的のもくもく会)などを開催していますので、是非参加してみて下さい。新しいプログラミングの楽しさが発見できると思います。
わたくし@tomcha_が主催している「なにわPerl」では、年末の12月30日にもくもく会を開催します。
関西在住のエンジニアさん、学生さん、ちょうど帰省しているエンジニアさん、学生さん、その他なにか勉強やもくもく作業をしたい方(プログラミング関連の)は是非ご参加下さい。もちろん、サンデープログラマーの方もどうぞ!(主催者もアマチュアプログラマーです。)
年末にもくもく会を開催します。関西在住エンジニアさんも帰省エンジニアさんも学生さんもどうぞ〜!
第4回なにわPerl (12月30日) #naniwaperl https://t.co/x9unuJTS2a
— tomcha (@tomcha_) December 7, 2015
また、東京では「五反田Perl」、福岡では「天神Perl」も関連イベントとして開催されています。日程など詳しくはPerl入学式公式ページでご確認下さい。
さて明日は
明日の「Perl入学式 Advent Calendar 2015」は、in東京で受講生からサポーターに成られ、先日講師デビューを果たされた@gomaaburamax さんの記事です。楽しみですね!
Perl入学式ドリル 解答編
Perl入学式夏休みドリルを作ってはや数ヶ月、季節はもうクリスマス目前ですね。
問題を作ったまま解答編をアップするのを失念いたしておりました。
とりあえず、基礎編の解答例をアップいたします。応用編も近日中にアップする所存であります。
解答編はあくまで一つの例であり、かつ、第2回までの講義内容で書いています。入学式は第4回まで進んでいますし、もっと違う書き方やもっと工夫した書き方もありますので参考の一つと捉えていただければ幸いです。また、内容で何か質問があれば@tomcha_宛メンションなりコメント欄に書いて下さい。
それでは50問分、一挙にどうぞ!
- 問1 3行のおまじないを書いたファイル、'basic.pl'を作る。※以下、コードの最初に3行のおまじないを書くこと。
- 問2 画面に「Perl entrance」と出力する'perlentrance.pl'を作って実行する。
- 問3 画面に「I love Perl.」と出力し、改行する'loveperl.pl'を作って実行する。
- 問4 画面に「YAPC成功祈願」と出力し、改行する'yapc.pl'を作って実行する。
- 問5 スカラ変数を一つ宣言する'sc_val.pl'を作る。 (※以下、"ファイルを作る"を問題文から省略する。)
- 問6 スカラ変数を一つ宣言し、その変数に次の行で'Perl'という文字列を代入する'コードを書く。
- 問7 スカラ変数を1つ宣言し、同じ行で同時に 'TMTOWTDI' という文字列を代入するコードを書く。
- 問8 6で作った変数の中身を画面に出力するコードを書く。
- 問9 7で作った変数の中身を画面に出力し、改行もするコードを書く。 (※以下、"コードを書く"を問題文から省略する。)
- 問10 スカラ変数を3つ宣言する。
- 問11 スカラ変数3つを宣言し、それぞれに任意の整数を代入する。
- 問12 変数4つを宣言し、3つの変数に任意の整数を代入する。残り1つの変数に、3つの変数を合計した数字を代入する。(変数同士を足し算して代入すること。)
- 問13 12で作った4つの変数を利用して、"◯足す◯足す◯は◯です。"という文字を出力して改行する。
- 問14 変数2つ$heightと$weightを宣言し、身長150cm体重60kgのAさんの値を代入する。
- 問15 14で作ったデータを利用し、AさんのBMIを出力する。(BMIは、体重(kg)÷身長(m)の2乗で求めます。)
- 問16 3つの商品の単価を代入する変数を3つ($apple, $banana, $peach)を宣言し、それぞれに単価(りんご250円、バナナ150円、桃120円)を代入する。
- 問17 16で作った変数を利用して、りんご10個、バナナ8本、桃5個の合計金額に消費税8%を上乗せして出力する。(小数点以下の端数は)
- 問18 17の材料全てでミックスジュースを作ったら、20杯分が出来た。ミックスジュース1杯分の原価を出力する。
- 問19 100を3で割った時の余り、7で割った時の余り、11で割った時の余りをそれぞれ出力する。
- 問20 ピザ1枚1300kカロリーを16等分し、7人でなるべく均等になる様分けて食べた。7人が摂取したカロリーをそれぞれ出力する。
- 問21 変数$nameを宣言して、キーボードから名前を入力してもらい、変数に代入する。
- 問22 変数$nameと$nickを宣言し、キーボードから名前とニックネームを入力してもらい、変数に代入する。
- 問23 問22で作った変数を利用し、"◯◯さんのあだ名は△△です。"と出力する。1行で出力し、行の一番最後で改行する。
- 問24 変数$year, $monthm $dayを宣言し、キーボードから誕生年、月、日を入力してもらい変数に代入する。
- 問25 問24で作った変数を利用し、"あなたの誕生日は◯年◯月◯日です。"と1行で出力し、行の最後で改行する。
- 問26 "Papix" "xtetsuji" "校長" "教頭" の4つの文字列を、'.'(ドット)を使って連結し、Print文1行でPapix校長とxtetsuji教頭を出力する。校長と教頭の間は改行すること。
- 問27 苗字と名前を別々に入力し、苗字+スペース+名前と連結させ、変数$nameに代入し、変数の中身を出力する。
- 問28 キーボードから「0か1のいずれか」を入力させて、入力した値が1なら画面に'OK'の文字を出力させる。
- 問29 キーボードから文字列を入力させて、入力した文字が「Perl」なら、画面に'入学式'の文字を出力させる。
- 問30 キーボードから「1〜10」の数字を入力させて、入力した数が5なら、画面に'5'と出力させ、それ以外なら画面に'5以外'と出力させる。
- 問31 キーボードから文字列を入力させて、入力した文字が「Perl」なら、画面に'Larry'の文字を、入力した文字が「Ruby」なら画面に'Matz'を出力させる。
- 問32 キーボードから「1〜100」の数字を入力させて、入力した数字に応じて「50以下の偶数」「50以下の奇数」「51以上の偶数」「51以上の奇数」のいずれかを出力させる。
- 問33 キーボードから「1〜30」の数字を入力させて、入力した数字が「3の倍数」又は「3の数字が含まれている」場合、'3!'と出力させる。
- 問34 キーボードから文字を入力させて、入力した文字が「Perl」「Ruby」「Python」のいずれかの時は'LL'と出力し、それ以外の時は'other language'と出力させる。
- 問35 配列名「array」を宣言する。
- 問36 配列名「array」に、1から10までの数を順番に代入する。
- 問37 問36で作った配列の添字'5'の値を出力する。
- 問38 問36で作った配列を利用し、配列の先頭から3番目の要素、6番目の要素、10番目の要素の足し算を行い、結果を出力する。
- 問39 問36で作った配列を利用し、配列の先頭の値と配列の末尾の値を入れ替える。
- 問40 配列名「fruits」を宣言し、'apple','orange','banana','kiwi'を代入する。
- 問41 配列@numを宣言し、 1から1000までの整数を配列に代入する。(要素数は1000個になります)
- 問42 問41で作成した配列を利用して、1000から1まで逆順に並んだ数字の配列@rev_numを作る。
- 問43 問42で作成した@rev_numの要素を昇順にソートした配列@sort_numを作る。
- 問44 問41で作成した@numの要素を先頭から順番に出力する。(for文を使う)
- 問45 問41で作成した@numの要素のうち、先頭から10番目までの要素出力する。(for文を使う)
- 問46 問41で作成した@numの要素のうち、100番目から110番目までの要素出力する。(for文を使う)
- 問47 問41で作成した@num、問42で作成した@rev_numを使い、2つの配列の同じ添字の値を足した時全て1001になるか調べるコードを書く。(for文を使う)
- 問48 問41で作成した@num、問43で作成した@sort_numを使い、2つの配列の同じ添字の値が全て同じになるか調べるコードを書く。(for文を使う)
- 問49 C言語風のforループ文を使い、10回ループするコードを書く。
- 問50 問49のfor文を使い、画面に10回'Papix!!'と出力させる。